2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

血縁選択

ーー血縁選択の意義とは 血縁選択とは、個が残す優秀な遺伝子より、それがのちに集団で共有されるであろう遺伝子が自分の形質(または生存率)に有利に働くか不利に働くかを判断するという、生物進化上においての基本的な概念です。 皆さんも意味は聞いたこ…

長岡京(ながおかきょう)

ーー歴史的な移転に一体何があったのか? 50代天皇・桓武天皇が治める平城京は、仏教の色が強い都であり、さらに山や丘陵に囲まれた立地の悪さもあり、桓武天皇は平城京から長岡京に拠点を移し、遷都を決意します。 ちなみに桓武天皇が平城京を去った理由…

氷上川継(ひがみのかわつぐ)

ーー謀反首謀者の1人・氷上川継 氷上川継は天武天皇の血族の流れを汲む由緒正しき家系で生まれました。 父親は「塩焼王」であり、仲麻呂征討の際、すでに戦死しています。 母親は不破内親王。 妻は藤原法壱(ふじわらのほうい)。 そのような家系を持つ氷上…

坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)

ーー伝説エピソードに枚挙がない英雄 平安時代、朝廷から英雄として讃えられ、伝説エピソードに事欠かない『坂上田村麻呂』。 優れた武芸を持ち、数々の戦功を挙げたことで有名です。 その中で特に知られているのが、かつて平安時代に東北地方を支配していた…

大老・老中(たいろう・ろうじゅう)

ーー主要な役職 江戸幕府では権威ある2つの役職が存在し、最高職として位置付けられていました。 老中は幕府の主な運営執行権を持ち、幕政を司る役職です。 つまり、江戸幕府初代将軍の徳川家康と同等の権限を有していたことがわかります。 ちなみに大老は老…

本多正信(ほんだまさのぶ)

ーー家康の永遠の忠臣・本多正信 本多正信は江戸幕府初代将軍・徳川家康の参謀(当時として最高職に相当する地位)につき、家康が没する日まで生涯家康に尽くしました。 皆さんは忠臣と聞くと「命令や任務に忠実な人」であったり、「謀反を起こさない人」と…

徳川秀忠(とくがわひでただ)

ーー良くも悪くも2軍ポジション 初代江戸幕府を開いた徳川家康、さらに3代目将軍である徳川家光に比べ、その中間にあたる秀忠はどうも影の薄い印象を受けませんか? 徳川家康は日本史に残る有名な人物であり、波乱の戦国時代を生き抜いてきた初代江戸幕府の…

前田利常(まえだとしつね)

ーー稀代のかぶき者・前田利常 戦国時代〜江戸時代にかけて活躍した歴史人物は、どんな人物であれ印象に残るエピソードや伝説が多いです。 その中でも特に異彩を放っているのが『前田利常』(まえだとしつね)という、安土桃山時代に名乗りをあげた加賀藩の…